そのあくる晩も男はやってきて、 戸口から顔をのぞかせて聞きました。 「おめぇ、なにしてる」 そうしてまた鬼刃の話を聞くと、 「そうか、鬼刃か」と言って山奥に 去っていきます。そうやって、 次の晩もその次の晩も男は やってきておなじように話を聞くと、山奥に去っていくのでした。