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顔を見合わせる二人 テキスト画像4
その背中を見送っていた弥彦が、 「ハチベエよ、妙な男もいたもんだな」 「おおかた鹿うちにでもしに山に 入ってきてる猟師だろう。 まあこんな山奥でおまえ以外の男に 会うのも珍しいが、まぁ、 あの猟師も一人でいればこの 山小屋のあかりも見て人恋しくでもなったんじゃないか」