「よし、私もお前を殺しはしない。 生きるチャンスをやろう。 あの山の上の寺には、古いかねがある。もし朝になる前に、あのかねが三回 鳴れば、お前をみのがしてやろう。」 「だれもいないあの寺で、だれがかねを鳴らすというのだ!?」 「それは、神さまのお助けだろうな。 お前にまちがいがなければ、神さまがかねをならしてくれるだろう。 かねがならなければ、お前を殺す」