一般社団法人国際デジタル絵本学会について |
設 立 趣 旨 |
「絵本を通じての子どもたちの相互理解を図るために」 |
「IT後進地域デジタルデバイド解消のために」 |
「身体障害者向け絵本の開発と提供を図るために」 |
「絵本製作・翻訳を通じて大人たちの国際交流を促進するために」 |
設立趣旨書 | 研究事業活動 | 事 務 局 |
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設 立 趣 旨 書 |
◆ 絵本を通じての子どもたちの相互理解を図るために |
絵本などの児童向け文芸は、世界各地の地域の価値観、美的意識、人生観、宗教観などの文化を簡潔に表現しており、異文化理解をする上に於いて非常に有効なものである。国際デジタル絵本学会(以下IDEAという)は、子どもたちが幼い頃から、他国の文化に触れられることを願い、絵本などをインターネット配信することによって、子どもたちが世界の文化理解を深めることを目的としながら、そのための研究を増進する。 |
◆ IT後進地域デジタルデバイド解消のために |
上記の目的を達成するためには、より多くの子どもたちがIDEAの作成した絵本などを閲覧することが必要となってくる。しかし、一部の地域では、インターネットの利用以前の状態にある。このようなデジタルデバイド解消のためには、幼い頃からITに触れさせ、ITに馴染ませる必要があり、絵本などはその動機付けとして非常に有効である。したがって、IDEAは、これらIT後進地域においても、IDEAが作成したデジタル絵本を閲覧できるように、絵本などのCD化、CDと必要とされるPCの配布、指導者・技術者の育成促進と技術供与を図り、この研究開発領域を通じてデジタルデバイド解消に貢献することも目的とする。 |
◆ 身体障害者向け絵本の開発と提供を図るために |
地域的視点のデジタルデバイドの解消のみならず、身体的なハンディキャップから、世界の絵本に接する機会が得られない人々のためにも、広く、その機会の造成が必要である。IDEAは触る絵本、点字などを用いての身体障害者用の絵本を製作・配布するとともに、より多くの障害者が世界の絵本に触れることができるようにするため、その技術の研究開発を行う。 |
◆ 絵本製作・翻訳を通じて大人たちの国際交流を促進するために |
上述の目的を達成するためには、世界各国の言語に翻訳するという膨大な作業が必要とされ、IDEAだけでは対応しきれるものではない。したがって、日本国内はもちろん、世界各国に協力組織(例えば、絵本・ドット・コム・チャイナなど)を形成しなければ成らず、ここに絵本を通じての大人たちの国際交流が生じることになる。IDEAはこれを世界各国に呼びかけ、会員相互の協力のもと、組織化することを目的とする。 |
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研究事業活動 | |
IDEAは、設立趣旨を具現化するために、以下の研究事業を行う。 | |
1. | 本会の中心的な活動目的にある絵本・昔話・民話・童話のデジタル化は、たとえば、日本の古典的な絵本や童話・民話・昔話などを、下絵を描き、これをビジュアル性の高い形式でデジタル化して、さらに、英語、中国語、韓国語、マレー語、インドネシア語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語。ノルウェー語、スペイン語などの各国語に翻訳する。 なお、言語翻訳については、各国との協力関係を拡大して、順次増加させていく。 |
2. | 世界各国の絵本・昔話・民話・童話の内、特にビジュアル性の高いものを選び、日本語に翻訳する他、各国の言語に翻訳し、デジタル化する。 |
3. | 絵本・昔話・民話・童話などを自社制作し、同様に翻訳・デジタル化して広くネット配信を行う。 |
4. | 制作した絵本等に、それぞれの言語による音声朗読を付加する。 |
5. | インターネット上でオリジナル絵本・昔話・民話・童話の国際的コンテストを開催する。 |
6. | オリジナル絵本・昔話・民話・童話のデジタル化を行い、提供する。 |
7. | 情報技術環境の整わない地域のためには、低廉な出版物を製作、出版配布する。 |
8. | 各国形式の点字、布製、刺繍、版画などを用いて、障害者にも楽しめる絵本・昔話・民話・童話を製作・提供する。 |
9. | 小中高大学、地域団体等の絵本製作・普及クラブの活動支援および国際的交流について促進する。 |
10. | デジタル化された絵本・昔話・民話・童話をCD-ROMで提供する。 |
11. | 世界各国の絵本・昔話・民話・童話のデータベースを作成し、その利用に供する。 |
12. | ユネスコ等、子どもに関わる国際機関に絵本・昔話・民話・童話についての情報提供と配布を行う。 |
13. | 絵本・昔話・民話・童話の閲覧用に、世界共通のボランティア・エコマネーを創設する。 |
14. | 世界の絵本・昔話・民話・童話の翻訳のため、ボランティア組織を各国に設立し、その相互連携を図る。 |
15. | デジタルデバイドの解消のために、IT後進国の絵本を重点的に製作して、閲覧用機器とともに普及させ、また、子どもの頃から、ITに慣れさせることで、格差解消に貢献する。さらに、そのために必要な人材育成を併せて行う。 |
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著作権使用申請書(教育・文化等非営利目的) | |
この度、フュージョンマーケティング社との間に和解が成立し、下記の6作品については、当学会に著作権が所属する旨確認されました。しがたいまして、これらの作品については、他の全作品同様、従来通り、文化・教育を目的とした非営利的な使用については、著作権料を支払うことなく使用できます。ただし、使用に当たっては、必ず別添の申請書を当会へご郵送下さい。 該当作品: 「ぶんぶくちゃがま」「金太郎」「米のなるへちま」「おむすびころりん」「お日さまとお月さま」「きけんねこドンゴロス」 著作権使用申請書 |
一般社団法人国際デジタル絵本学会 事務局 | |
〒062−0932 札幌市豊平区平岸二条8−5−62−113 |