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山イモの入った籠を背負って、疲れた様子で家に入って来る弟 テキスト画像11
ようやく、十本ほどの山イモを掘り出すことができた弟が、家に 帰ったときには、もう暗くなっていました。 「おそいじゃないか。もう、おれは腹ぺこだ。 早く、飯にしてくれ」お兄さんは、疲れて帰った 弟をねぎらいもせず、そう言いつけました。