大工の善吉が、隣りむらからの帰り道、 お地蔵さんに頭を下げていると、おひさまが出ているのに、 しずくと霧雨が降ってきたのです。「おやっ」と 上を見上げると、村の子どもたちが赤松の木に 登り、お地蔵さんめがけて、「えっへ、へのへーだ」 と、小便をしているのです。