二人が安心して戸を開けると、クジラが入ってきて言いました。 「わしは、腹がへってしまった。何か食べさせておくれ」 二人はわずかばかり残っていた干しイモを上げました。するとクジラは全部食べてしまいました。 「他に何か、もっとうまいものはないか」とクジラは言いました。 二人がサトイモを出すと、クジラはこれも食べてしまいました。