「お父さん、お母さん、私たちは ゆたかに暮らしています。どうか、 いっしょに住みましょう」 と、二人はさそいました。 「いやいや、本当は私たちは 死んでいるんだよ。お前たちが 親おもいな良い子なので、こうして、姿を見せただけだ。 どうか幸せに暮らしておくれ」 お父さんとお母さんは、そう言うと、 すがたをけしてしまいました。