けれども、おばあさんはいじわるでした。 おじいさんが、毎日すずめにエサをやるのをこころよく思っていませんでした。 「おじいさん、米がもったいないからエサなんかやらなくていいよ」 「いやいや、こんなによろこんで食べてるじゃないか。少しくらいのお米だもの、かまわないさ」