むかしむかし、弥彦とハチベエという二人の木こりがいました。 二人は、いつも山奥で木を切ってくらしておりました。 ある晩のこと、いつものように山小屋で、弥彦はのこぎりの手入れをし ハチベエはそれを見ながらたき火のぞばで酒を飲んでいると、 戸をたたくものがいます。