昔あるところに、与平というとてもびんぼうな男がいました。 あんまりびんぼうで、食べるものもありません。 そこで与平は、村の神社へお願いにいきました。 「神様、どうぞ私を金持ちにしてください」 与平は、毎日、毎日神様にお願いしました。