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みよの足下に暖めた湯たんぽをおく武雄 テキスト画像3
みよが嫁いだ青木家は農家で、おじいさんの代に四国、徳島から移り住んだそうです。 「みよ、ほれ。湯たんぽだ。身体ばあっためろ」 武雄は寒がるみよのために、拾ってきた玉石を暖めて湯たんぽ代わりにくれました。 やさしい夫と、かわいい子どもにも恵まれ、みよは幸せでした。